しとメモ

日向坂と乃木坂とSKEとNMBのファンのメモ帳です。握手会のネタを下書きにため込んだりします

好きというのは 反射神経

しとです。よろしくお願いします。

日向坂46の1年が終わります。凄い1年だった。過去の3年分の充電を一気に放電してる感じの1年でした。カレー屋さんかスイーツパラダイス(地元には無かった)でしか見ることがなかった推しアイドルの顔を本当に毎日拝めるなんて思いもせんかった。すごい。

 

まず少し2018年の話をさせてください。

2017年にZeepツアーを大成功で終えた「けやき坂46」(日向坂46のことです)は欅坂の陰に隠れて息をひそめていました。2017年の最後に欅坂46紅白歌合戦で「不協和音」を披露し世間の注目(諸説あり)を集めました。そしてセンターの平手ちゃんは怪我を負いました。

 

そんな欅坂さん、実は2018年の3月に武道館で3Dayライブを行う予定です。しかしセンターは怪我を負っています。十分なパフォーマンスをファンにお見せするのは不可能。チケットは既にSoldOut済み。さてどうする・・・?

 

「そうだ、けやき坂46にやらせよう!」

 

この思考回路がないと音楽業界では生き残れないんやろうなって思いました。

欅坂46が好きで、欅坂46のためにチケットを入手して、欅坂46のために武道館まで来てくれる人に別のアイドル(けやき坂46)を見せるなんで正気の沙汰ではありません。そんなけやき坂46にその時渡された曲が「イマニミテイロ」。作詞「きくちゃんと愉快な仲間たち」だと事実を捻じ曲げて覚えてくらいに歌詞がキツい歌です。もう2度と披露されないと思います。

そんなアウェーな3日間をけやき坂46は大成功で終えました。けやき坂46じゃなくて欅坂がみてぇんだよ!!!!ってキレて入ったオタクが「けやき坂46最高!!!!!」って叫びながら出てくるライブだったとのこと。見たかったなぁ。どこかで見られないもんかなぁ。

そんなアウェーをホームに変えてしまったけやきちゃん達に対し「流石に無理させちゃったナ!」と反省した運営は、メンバーにご褒美を用意します。

「けやき坂46 単独アルバム作成決定!!!」

うおおおおおぉぉぉです。研究室でこのニュース見てちょっと泣いてました。

 

しかし忘れちゃい行けないのが運営さんが、ちょっとお茶目なこと。

ごくごくナチュラルに「アルバム発売延期のお知らせ」が届きます。本当にでるんか?出来が悪い適当なのが出てくるんちゃうか??その時に見ていた5chの空気は葬式のアレと同じでした。ある人が言いました

「一番食べごろの果実が店頭に並ぶことなくバックヤードで腐っていくのをただただ見てる気分」

僕はこの言葉を死ぬまで忘れないと思います。

 

そんな中で「単独番組始まるらしいぞ!!」と希望の光が差し込みます。そしてニッカンにドン!!!!と載るメンバーとオードリーの姿!!!本当だったんだ!!!!

そして本当に本当に待望単独番組の「ひらがな推し!」が始まりました。漢字のお姉さま達とバトルして漢字のファンに恨まれながら日曜深夜を過ごす必要がなくなりました。やったね丹生ちゃん!!この番組は意味わかんないくらい面白かったんです。特にオードリーが。昔々にSKEとやっていたマジカルラジオって番組の共演者とは思えないくらい、昔々にAKBとやっていたブンブン!エイトと同じMCとは思えないくらいに面白かったです。まず贔屓されてるメンバーが当たり前に存在して番組内で前面に押し出されてるのが意味わからなかったです。普通は「特定のメンバーばっかしゃべんな!!!!」「俺の推しも映せ!!!!」ってオタクは怒るはずなんですけど、供給皆無で飢えていたオタクには「自分たちの番組がある」ってだけで嬉しくて贔屓なんでどうでもよかったんでしょうね。MCの贔屓は当たり前に浸透していきました。奇跡①です。ここらへんが今の「日向坂で会いましょう」(以下 ひなあい)の面白さにもつながっていると思います。

これが4月。オタクがシンクロニシティでハモってた裏ですねかね。

 

その後にアルバムについては触れられず、舞台「あゆみ」の開催が告知されます。

えーと私は、一生に、だいたい1億8千万歩ぐらい、歩きます。スキップとか、けんけんとか、お墓参りとか、扇風機の首を追いかけたりとか、お店に並んだり、デートしたり、夜中、喉が渇いてコップの水を飲んだり、そーゆーの全部合わせて1億8113万1982歩、です。それが多いのか少ないのかよくわからないですけど、そう思うとずいぶん遠くへ来たもんです。振り返っても、もう何にも見えないですけど、でも、ふとおもむろに立ち止まったりして、で、また歩きだしたりして、考えてみると、でもこれって元をたどれば最初は、一歩、なわけで。これまでも、これも、これからも、どこまで行っても、最初の一歩の続きなわけで。うれしくてなんか早足になっちゃったのも、行きたくないの我慢して無理矢理歩いたのも、全部そのあとの話だから、全部そこからはじまってるから。だから、まずはそこから。はい、じゃあ、いきます。せーの、

はじめのいーっぽ!

この舞台がめちゃくちゃに良いのです。始まりがあって終わりがある。目の前に流れてる川の様に全てはその途中なんだって思いました。当時は知らなかったのですが、戯曲としてそこそこ知名度のあるものらしく、けやき坂だけでなく「あゆみ」のファンの方も見に来ていたとのことです。台本が公開されているので気になる人は読んでみてください。世界観変わると思います。

 

そんな舞台を経験して、オタクが握手会終わりにから揚げ食べて過ごしていたある日、アルバムの発売日が再告知されます。そして、本当に本当に発売されます。

その名も「走り出す瞬間」

振り返ってみると、本当にアレは走り出す瞬間だったと思います。もう何も見えないけど。タイトル付ける人本当にセンスあると思う。そのアルバムのリードソングが「期待していない自分」。そうだよね、そうなるよね。「イマニミテイロ」とか「それでも歩いてる」とか若干後ろ向きで反骨的な歌詞ばかり歌わされていたもんね。でもさ、期待するじゃん。Music Stationに出れないかな?って。音楽番組といえばMステじゃないですか。やっぱり。「期待していない自分」タイトルとは裏腹にめちゃくちゃ期待してる曲なのですよ。歌詞も良いし、メロディーも良い、ダンスとフォーメーションは最高。絶対にライブでファンに見せるためだけに作成されてないと思うんですよ。でも、出れなかった。乃木坂は2回くらい出たかな。あっちは選抜様のアルバム曲はガンガンやってた。スカイダイビング楽しそうだし、きっかけは良い歌詞だもんね。「走り出す瞬間」のちょっと前に乃木坂がアンダーアルバムを出しました。アンダーって言うのは、選抜の対義語です。それにもすごく良い曲があったんです。「自惚れビーチ」って曲なんですけど。あれをアンダーにあげるのか乃木坂46。今年の夏はどんな曲が来るんだ?自惚れを温存しなくてよいのか???自惚れ海岸超える曲は作れんのかい???と思うくらいにはよかったです。アレもきっとMステを視野に入れての振りだったと思います。気になる人は「僕だけの君」を調べてください。

話を戻します。「走り出す瞬間」はMステに出れなかった。ここで実感しました「アンダーはMステに出れない」って。残酷だと思いました。「欅坂」が選抜だとしたら「けやき坂」はアンダーですもん(アンダーは選抜の対義語なので)。世間に見てもらうためには選抜にならなきゃいけないんですよ。成功者にならなきゃいけないんです。世間様は成功者にやさしいです。人気者はちやほやします。成功する過程の努力者には興味を持ちません。ひどい社会だと思います。でもこれが社会です。だから僕も願いました。多くのファンもこのアルバムをきっかけに願い始めたと思います。

けやき坂46単独でシングルデビューをしてほしい」と。

 

 この願いと引き換えに誰かが魔法少女にでもなったのでしょうか?アルバム発売後は「マギアレコード」の舞台をやってみたり、「七色インコ」の舞台に出てみたり、きゃりーぱみゅぱみゅ大先輩と一緒に武道館でライブをしたり、学生主体イベントのトリを務めたりとめちゃくちゃ表に出るようになります。単独デビューいけるんちゃうか???と期待してしまう自分がいます。

 

そんな中発表されたけやき坂46単独クリスマスライブin日本武道館3Days!

その名も!!

「ひらがなくりすます2018」(通称 がなくり)

タイトルだけでワクワクしてきません?僕はしました。人生で初めて推しメンと過ごすクリスマスがやってくるのです。午前中で仕事を切り上げ退勤即新幹線で武道館まで向かいました。雨が降って寒かったけど、ライブは凄く良くて感動の涙を流しました。坂道アイドルのライブにサプライズはつきものです。サプライズも含めてライブだったりします。来いよシングルデビュー!俺の貯金は十分ぞ!!!!えっ!来ない?嘘?ない??あっ、芽実ちゃん可愛い。えっ!すべては芽実ちゃんの夢の中だったの??えっ!すご!!けやき坂最高!!!!けやき坂46!!!!!最高!!!!!!!

ライブ終わりに飲み会いったら終電を逃しました。それくらい楽しいライブでした。

サプライズは無かったです。でも、メンバーにはがなくり終了時にサンタさんから「けやき坂46名義でシングル出すよ」通達が来ていたそうです。メリークリスマス推しメン。頑張ったもんな。

タイミングを失って書き損じていますが、「走り出す瞬間」が「2018 Mnet Asian Music Awards」にてBest New Asian Artist Japanに選ばれます。延期してでもいいもの作って良かったね。

でもがなくりの前日に韓国で授賞式して帰国の日にクリスマスライブってスケジュールはけやき坂46じゃなかったら倒れてるヨ

そして当たり前のように欅坂が年末の歌番組に出る中で特に何もなく年を越しました。一回だけアンビバレントで代打をしたのかな。

 

そんな感じでけやき坂の2018年も振り返りました。

日向坂の2019年を振り返る前に気が付いたら丸1年振り返ってるの訳わかんないですよね。 

 

でも2019年の「日向坂」を振り返るには2018年の「けやき坂」は必須なんですよ。「キュン」ってイントロが徒競走のスタートみたいじゃないですか。シューーーーパンっ!て。デビュー直前のクラウチングスタートのケツを上げたところで2018年が終わっているのです。まさに「走り出す瞬間」ですよね。 あとはパンっ!を待つだけだったらしいです。早く教えてくれたらよかったのにね。

 

 

そんなこんなで振り返りをいったん切ります。めちゃくちゃ長くなってしまってごめんなさい。次は2019年の話をします。

 

ばーい!

 

 

 

 

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